瀬戸内海に浮かぶ大久野島へ、先日初めて行ってみました。
瀬戸内海にある大久野島というとなじみがないかもしれませんが、ウサギ島というと聞いたことがある方はいるんじゃないでしょうか。この島はうさぎ島とも呼ばれています。
うさぎ島と呼ばれているのは、野生化したうさぎが700羽以上いるからです。実際に、私が行った時も島中いたるところにうさぎがいました。
もともと大久野島は戦時中に唯一の毒ガス製造工場があった島なんですよね。
その時、毒ガスの動物実験用にウサギが飼われていたんです。
その後、地元の小学校で飼われていた8羽が放されて野生化してしまったそうな。(実験用のウサギの子孫は今はいないようです。)
ウサギと毒ガス・・・自然と歴史のある島=それが大久野島です。
余談ですが戦時中は毒ガス工場ということもあり、地図から消された島だったようですね。
大久野島の基本情報
大久野島の基本情報はこちらです。
名称 | 大久野島 |
---|---|
住所 | 広島県竹原市忠海町 |
アクセス | 大久野島 – Googleマップ |
料金 | フェリー、休暇村客船、竹原大久野島高速船、竹原大久野島高速船 |
時間 | – |
お出かけ日 | 2017年7月 |
大久野島は橋でつながっていないので、船で渡る必要があります。
電車の方は忠海駅で降りて、すぐそばのフェリー乗り場(忠海)から船に乗っていくことができます。
車の場合も、忠海フェリー乗り場にある無料駐車場に車を止めると便利ですよ。
大久野島の第二桟橋で船乗り場があります。だいたい第二桟橋で乗ることができますが、時間帯によっては第一桟橋ということもあるようです。
船乗り場のすぐそばに売店がありますよ。
大久野島の地図です。周囲4.3kmと狭いので、島中を歩いて楽しむこともできます。
※クリックすると拡大します。
うさぎがたくさんいました
島中に野生のうさぎがいます。
野生といっても人に慣れているため、近くによってもあまり逃げませんでした。
島中が穴だらけでした。どうやら穴はうさぎが掘っており、巣穴を掘って生活するようです。
暑いので車の下でリラックスしているうさぎを発見!
大久野島の街並み
瀬戸内海に浮かぶ大久野島は、車も少なく、うさぎもいて、海を眺めながらウォーキングを楽しめます。
途中、車と歩行者専用の道が二手に分かれていました。
うさぎの耳の形をした集音器が並んでいました。耳を当てると風や波の音が聞こえます。
海がほんときれいです。時が止まったみたい。
大久野島ビジタ-センタ-
大久野島ビジターセンターでは大久野島の自然や歴史、文化などの情報を知ることができます。
施設内はこんな感じ。
瀬戸内海の地図もありました。
写真うつりが悪いですが、この床の下には大久野島の模型があります。
施設の下へ降りていくと・・・
なにやら薄暗い洞窟が・・・。
どうやら瀬戸内海の海の底をイメージしているようですね。
毒ガス資料館
すぐ近くに毒ガス資料館がありました。しかし、入館は4時までということで、私は入れませんでした・・・。
毒ガス資料館のそばに、どうやら毒ガス製造で使われた機器がありました。
幹部用防空壕なんかもあります。従業員用とは別に幹部だけが入れる立派な防空壕を見ることができますよ。
いかがでしたか?
その他にもレストランやプール、温泉、宿泊が楽しめる休暇村があったり、キャンプ場でバーベキューを楽しむことができるようです。
また長浦毒ガス貯蔵庫跡や、北部砲台跡、火薬庫跡、発電場跡といった歴史のお勉強もできます。
今度行ったときはウサギだけじゃなく、そういう大久野島の歴史も学びたいですね。
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